石積

庭造りの際や、敷地に高低差がある場合などに自然石による石積をさせて頂いています。弊社では自然石による石積は、主に、三種類(控え積み 野面積み 乱積み)の積み方をさせて頂いています。その石積をご紹介させて頂きます。
呼称につきましては、弊社の使用しているものですので、通称と違うものもあるとは思いますが、ご了承ください。

控え積み

控え積みとは、据付けた石の裏に根入れを行い積んでゆく石積の方法です。
高くまで積むことがでるのが特徴です。また、勾配が他の石積に比べ緩いので、石積で使う土地の面積が多くなるのが特徴です。
大きい石と小さい石の配置や、天の広い石や狭い石、立った石などの配置に積む人の技量センスがでます。

野面積み

野面積みとは、お城で積まれている石積と同じ積み方です。前面に石の平らな所を出し、石の上に石を重ねてゆく石積の方法です。
野面積みは、約束ごとが多くありますが、その多くは石積の強度を保つためのものであると、解釈しています。約束ごとのひとつ良ければ他がダメ、と言うようになかなか大変です。特に角の石などは泣けてきます。
弊社で、野面積みに関して気をつけていることは、大小の石の配置と、目地をなるべく深くする事、それと、積む石の重心を低く据える事です。
自然石を使うので、軟らかさを感じるような石積ができるのが理想ですけど。目地がぴったりの石が見つかると、どうしても据えたくなってしまいます。

乱積み

乱積みとは、根石の後ろに根入れを行い、根石に被せて石を据付ける石積です。根石に大きな力が掛かるため、根入れをしっかり行うことと、石の重心が低くなるような据付が必要です。弊社ではこの乱積みは、高さ2mまでと自主的に決めさせて頂いています。
この石積は、根石の大きさと天場石の大きさのバランス、横への繋がりの美しさ、そして、組んでいる石の目地の美しさに、積む人の技量がでます。