中坪造園有限会社
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デンドロサービス樹木管理事務局

備忘録

1/21記載のアーボリカルチャーはロープアクセスから除外の件

1月21日の備忘録で、ISOではアーボリカルチャーはロープアクセスから除外の件ですが、ISO22846-1に記載があります。

なぜかは分りませんが、色々理由が考えられます。①地上から2つの堅固な支持物にロープを設置することができることは一般的でない。また、支持物が堅固であるか判断できることは一般的でない。双方ともできる人はいますが、皆ができる訳ではない。②メインロープが切断して、ライフラインにぶら下がった場合、高所作業車等の進入ができない限りレスキューが困難。(ロープを掛けた枝に2名以上の荷重が掛ることになり、強度に耐えられるか判断が難しい。ロープの設置方法によって枝に掛かるリアクションフォースが変わり、最高で2名×2倍の力が枝に加わる。)③ギア類が斜めの移動を想定した仕様になっているものが少ない。④樹冠中で2本のロープを伴っての移動はより危険となる。⑤フォールアレストと同様、墜落時スイングバックによる幹や枝に激突の危険性がある。など。

実際、ロープアクセスのように木に登ることはあります。その際注意している事は、ロープの設置方法はレスキューボトムアンカーとして、レスキューーが必要となった場合には地上から操作できるようにしておきます。ライフラインにぶら下がったときにスイングして幹や枝に激突する危険はないか考えて、バックアップデバイスの選択をショックアブソーバーが付いていていいのか、付かないものの方がいいのか判断する必要があります。樹上に決まったアンカーポイントがあるわけないので、2つのアンカーポイントの位置が離れてしまう場合は、なおさらスイングが起こることを考える必要があります。

結局は、墜落とスイングがない状況、緊急時には両方のロープで降下できる状況を作って登ることになります。見た目はロープアクセスっぽいですが、これはダブルクロッチと呼ばれる方法と同じ考え方で、ロープアクセスというよりはワークポジショニングとなります。

2019/03/04

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